2026年10月 教育に飽和点はない
9月末に横浜に行っていたのですが、日中はそこそこ暑いものの、朝の最低気温は20度を下回ってきて、少し肌寒いくらいの涼しさでした。鹿児島に帰ると相変わらずの30度越え。今年の秋は秋らしい日が長いと聞いていたのに…もう少しでしょうか。(^-^;
その横浜で、日本アイ・ビー・エム株式会社 代表取締役会長で、経済同友会代表幹事の山口明夫氏の講演を聞いてまいりました。先月、先々月とAIに関する話をしてきましたが、日本を代表する情報産業最先端企業、日本IBMエンジニア上がりの会長の講演です。AIやテクノロジーとどのように向き合い、どのような力を身につけていくことが大切なのか、これからの社会の姿と、変化の時代に求められる力、そして我々にできることについてお話しされました。
IBM社内では、研修の方法にも大いにAIを導入しているそうです。個人の習得しているスキルや資格、既に受けた研修、今行っている仕事やプロジェクト等をとにかく書き込んでおくと、その人に合った研修や受けるべき研修をAIが「これ受けたら今のあなたに役に立つよ!」とマッチングさせるそうです。そして即座に申し込めるので、受講者は自分が受けたい研修を効率よく受講できるし、会社側も個人個人の受講履歴と今どのような仕事をしていて、どのような研修を受けるべきかを効率よく、しかも間違えることなく、時間をかけずに提示できるため、お互い大きなメリットがあるとのこと。
また、AIが仕事を取ってしまうのではないかということに関しては「『やり方を出す』、『情報の整理』、『作業の効率化』がAIの仕事。これ“だけ”をしている仕事はなくなる可能性がある。逆に、『なぜやるのかを示す』、『情報に基づく判断』、『責任を持つ』ことは、AIはしないことなので、人間に残る仕事だ」とのこと。目的の重心が『答えを出すこと』から『答えを吟味すること』になっていると話されました。
「AIに使われるのではなく、使いこなす側になろう」とよく言われますが、AIを便利に利用し効率を上げ、判断・責任は自身が行うのがあるべき姿だよな…と感じました。
最後は、『教育に飽和点はない』というトーマス・ワトソン・シニア(IBM創業者)の、100年以上にわたり受け継がれている言葉で締めくくられました。納得!(^-^)





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